2024/04/01 15:46

いつも樽綱本店オンラインショップをご利用いただき、ありがとうございます。


純米吟醸「長良泉」は3段仕込みを済ませ、低温の地下蔵にて順調に発酵を進めています。
写真は、3段仕込みのうち、留添えを終えた後の醪(もろみ)の様子です。


かつて樽綱酒造場で仕込みを行っていた長良泉
ラベルの発見をキッカケに、令和の時代に「岐阜の素材」にこだわり誕生したお酒です。

仕込み水には、名水100選にも選ばれている長良川の伏流水
酒造りに適した軟水は、穏やかな発酵を促し口当たりが柔らかく上品な味わいを醸し出します。

麹米には岐阜県産酒造好適米「ひだほまれ」、掛米には収穫量の限られた幻の米「ハツシモ」を使用しています。
ひだほまれは、甘・辛・酸・渋・苦の5つの味のバランスが良いのが特徴です。
ハツシモは、米のもつ旨みを引き出しやすく、重厚感のある味わいを醸し出すのが特徴です。

酵母には岐阜県の酒蔵しか使えないG2酵母と呼ばれるものを使用しています。
青りんごを思わせる華やかな香り、キレの良いやや辛口の味わい。
岐阜県食品科学研究所(岐阜市柳戸)で開発された酵母を使い、食事と共に楽しめる酒を目指しました。

これらの素材を使い、全国的に珍しい地下に蔵がある日本泉酒造(岐阜市加納)の武山杜氏に酒造りを委託しています。

4月25日頃の発売に向け、順調に醪(こうじ)を見守っているところです。
オール岐阜の素材でつくる岐阜の地酒「長良泉」の発売を今しばらくお待ちください。